その言葉の奥底にあるもの

 今朝、友人のブログをきっかけに気が付いたことがあった。



なんとなく分かっていたけど、スルーしていた自分の気持ちと


気が付いて上げられなかった息子の気持ち。。



ここ最近、息子が



「保育園、一番に行きたい!
そして、一番にお迎えに来て!!」


とよく言っていた。


 


私も主人も、男の子だし、子供だし、一番にこだわる時期があるよな~と、


その位にしか思っていなかった。


 


先週は、一週間インフルエンザの影響で、


自主登園自粛期間だった。



でも、我が家は、幸い息子もインフルエンザにかかっておらず、仕事もあるので、
毎日登園させていた。


土曜日、その登園自粛期間の影響もあって、


いつもの土曜以上に、登園児が少なかった。



仕事が終わらず、6時ごろのお迎えに行くと、


息子は一人ぼっちだった。



先生が、「5時半のお迎えの子が帰ってしまってからが、寂しそうでした」と。



その時、あ~、どうして早く迎えに来てあげられなかったんだろう。。


と少しだけ後悔。


息子もすこしイジケ気味。
「なんで早く来てくれんかったと。
僕ずっと一人だった!もうママ嫌い!」



主人に、すぐ電話して、
「やっぱり土曜日は5時くらいにはお迎えにいけるように、私は仕事を切り上げたい」


と話をした。



電話を切った後、息子が
「パパとお話したい」


というので、電話をかけてあげたら、



「もう、パパ、ママをたくさん働かせんで!
僕とママ、もうパパの前からいなくなっちゃうよ!!」



と、涙声で訴えた。


4歳にしてこんなことを言わせてしまうとは。。



正直、こんな風に、主人に訴える息子は初めてだったので(かる~く言うことはあったけど)
私もびっくりした。


と同時に、物凄く申し訳ない気持ちに。



物でごまかすつもりはないけれど、
可哀想なことをしたと思い、息子の好きな団子を買おうと、帰り道にスーパーに寄った。


そしたら、実母とそこでばったり。


母は、息子の好きな団子とまんじゅうを買って、既に帰る所だった。



私達夫婦以外にも、
常に、息子のことを気にかけていてくれる人がいることにも、


その時にはあまり気が付かなかったけれど、
ありがたいことなのだ。



息子が、一番に保育園行って、一番に迎えに来てと言っていたのは、


簡単にスルーしていたけれど、


本当は、


一番に行ったら、みんながだんだん登園してきて楽しい気持ち。


一番に帰ったら、
いつも最後の方だから、みんなを見送る方で寂しい気持ちなのが、
その思いをしなくて済むから。



だったのかもしれない、と、今更ながら気が付いた。


 


主人には、
「私は、息子がまだ小さいから、息子を第一にしてしか働けない」


と言っていたけれど、


実際は、
息子が寂しい気持ちになっているのも、気が付かないフリをして、


仕事仕事って言っていただけなのかもしれない。


 


私も、小さい頃から両親が共働きで、「しっかりしたお姉ちゃん」をしてきた。
きっと、その奥には、色々な気持ちを持ってたはずなのだ。



その時の自分の気持ちは、また後日向き合ってみようと思う。